昼休み、俺は体育教官室で書類を整理していた。
だいたい、体育教官室には俺くらいしかいないから散らかり放題。
でもさすがにヤバいと思って、片付けることにした。
するとそこに････
「ヤッホー！沢っち暇だったら話そ～☆」
「お前ら、もうちょい静かに入ってこいよ。ほかの先生いたら迷惑だぞ。」
「え～だって、いつも沢っちしかいないじゃん。」
「いや、まぁそうだけどなぁ…」
「まっいいじゃん、沢っち話聞いてよ！」
「石川、先生今忙しいんだけど。」
「はっ?可愛い生徒が教師を頼って来てんのに、忙しい？」
一気にドＳ口調に変わる石川にため息をつきながらも、仕方なく片付けをする手を止めた。
俺が気を利かせてコーヒーを入れてやり、運んできた時には、すでにソファーでくつろぐ石川と角。
隅っこにちょこんと座る山口。
何故か俺の机のイスに座ってクルクル回ってる沖田。
ﾊｧ…何でこいつらはこんな自由なんだ…。
