「おっはよ~♪沢っち♪」


「おぅ、おはよ!こら、石川~ケツ触んな~!変態か!」


「いや~、いいケツしてんなぁ~と思って。」


「だからって触るな。セクハラで訴えるぞ。」



ハァ、朝から晴れ渡って清々しい天気だというのに…


何で俺はこんなくだらん会話をしてんだ…


俺が諦めて石川にセクハラを受けていると…



「ちな~、おはよ!あ、先生もおはよーございます♪」



いつもの制服をきた沖田。


やっぱ今の沖田が一番だな。


俺は昨日のドレス姿の沖田を思い出して、そう思った。



「おう、おはよう沖田。」


「先生、昨日よりやっぱりいつものジャージ姿の先生が一番だね!」


「ばかやろ、俺はどんな時も一番なんだよ!」


「ははは!」


「ねぇ、昨日の先生って何!?」


「実はね~…」


「セクハラする石川には教えねー。」


「あ~なにそれ~!教えてよ!内緒にするってことは、やらしいぞ!沢っち最低!」


「おい!勝手に誤解するなアホ!」


「生徒にアホ言うな!淫乱教師!」


「教師に淫乱言うな!」


「あはははは!!」



沖田が隣で笑ってる。


でも、俺の心臓はいつもみたいに暴れない。


やっぱりな…。