俺のなかで止まっていた時間が、また動き出した。



また動き出したというより、リセットされて1からスタートした感じ。



俺が引きずっていた過去から、決別できたのは、奈々と省吾のおかげ。



でもそれ以上に、ここから前に進まなきゃいけないと気づかせてくれたのは、



紛れもない…俺の“特別な生徒”。



明日の俺は、



その“特別な生徒”であるお前を、



“特別だった生徒”にできるだろうか。



もう分かったんだ、俺は。



今の俺は、


お前のことをどう見てるのか、


どう想ってるのか・・・・。。



きっと俺は明日、この答えをはっきりさせる。



これからの俺のために・・・。