「元気…してた?」
「まぁな。お前は?」
「まぁまぁかな。」
「フッ、あっそ。」
省吾と2人、シャンパン片手に…昔と変わらないどうでもいいような会話。
少し離れたところで、会社の友人なのか…話で盛り上がってる奈々を2人で見ていた。
すると、ふいに省吾が俺を見て…口を開いた。
「…修二、俺今幸せだから。お前に後ろめたい気持ちなんて感じてない。」
そうはっきり言った。
俺は一瞬驚いた。
だって、今全くと言っていいほど…
嫉妬心とか、そういうのがない。
「悪い。俺も今十分幸せだから。だからお前らを妬んだりしてない。」
「…修二。…ありがとう。今日来てくれてまじで嬉しいよ。」
2人で前みたいに、笑いあった。
奈々と別れたあの日、こんな事二度とないと思った。
だけど、良かった。
また、親友と…大事な友人を取り戻すことができた。



