「ずっと好きだよ…。早くこの気持ちに気付いて。 
      でもあなたは好きな人がいるんだね?  岡本 柚乃」


あぁ…。


このノートを見つけなかった方が、あたしは幸せだったかもね…?



――――――

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すぐに家に帰って、慧の家に行ったけれど慧は居なかった。

「慧まだかなぁ~…」

懐かしい夢をみた。

慧とあたしと遊んでる夢。

小さい頃の話しだから、あたしも慧も小さいときのまんまの顔。



もどれるならあの頃に戻りたい…。


「…のッッ!!!ゆ…の!!柚乃ー!!!」


「ふぇッッ?!!」


むぅー…?

ココはどこぉー??


外くらいじゃぁん…

もー1回寝よう…。

「こらッッ!!!柚乃。寝るなぁー!!」