私の名はおゆう13歳
町娘で決して裕福ではない


こんな私でも、良く働く評判の娘だった


ある暑い日、私は近くの池に足を浸して涼をとっていた


「あっつ〜」


いきなり刀を持った男性がおゆうの前に現れた


「キャアッ」


「誰だ!」


「私は近くの町娘…あまりに暑くてココで涼をとっておりました」


「名前は?いくつだ?」


「お、おゆう。13…です」


「俺は、やす。15だ」


おゆうとやすは歳が近いせいか、すぐに仲良くなって、お互いを意識するようになっていった