「なんだ、櫻井だったんだ」 にこっと笑う間宮くん。 「いつも座ってるから、誰か気になってたんだよね」 「あはは、そうなんだ」 けっこう日課だったから、 あんまり人の目を気にしなくなってた。 間宮くん気付くの遅い(笑) 「なに?彼氏まってんの?」 重そうなエナメルをどさっと置き、 間宮くんがあたしの横に座った。 「そんなかんじ。部活帰り?」 「まあな。自主練で早く終わったんだ」 ほうほう。 「バスケ大変だよね。休みなさそう」 「みんなそうだろー」 確かに…