オレンジ色の空の下




「んで何だよ…用事って」




「今日、彼女んとこ泊まってくっから!!」



そういって雅哉は家を飛び出してった。



「それだけかよっ」



亮哉は苦笑いした。

何だかんだ言って
この兄弟は仲が良い。


時々羨ましくなるよ。
年の近い兄弟なんて……