凝った体のあちこちをほぐした父は、最後に両肩をまわしてふたたびイスにつく。 シーンとした室内に、椅子のきしむ音のみが響いた。 「この子達は、自分達がエスカレートしていることに、まだ気付いてない。はたして、いつ気付くのか……あるいは……」 父は、大きく息を吸い込み、マウスに手をかけた。