帰りのHRが終わるのと同時に、わたしはこっそりと一人、図書室へ向かう。
昨日のメールに返信はなかったけど…
たぶん、来てるはず。
わたしはほとんど確信したように扉を開けて、
「来てくれたんだね」
そうして、他に誰もいない図書室に一人佇む彼女に笑いかけた。
「水本さん―――」
目にいっぱい涙をためた彼女は、
「ごめんなさい………」
掻き消えそうな声でそれだけ言うと、わーっと一目もはばからずに泣き崩れる。
「いいんだよ、もう。大丈夫だから」
わたしはそう言って、しゃくりあげる彼女の背中を撫でた。
「わた…わたし…、み、水本さ…が彼に、告白したの…わた、わたしも、こくは…して…」
「うん…そうだったんだね…」
佐藤さんに勉強を教えてもらった次の日、
朝いつも教室で勉強してるはずの三上くんと昇降口で出会ったのは、佐藤さんに告白されてたからなんだ。
「わた…し…水本さ…に、嘘を…」
「いいんだ、もう。呪いの黒猫は見つかったから」
わたしがそう言ったとたん、目を丸くする佐藤さんに笑ってしまった。
昨日のメールに返信はなかったけど…
たぶん、来てるはず。
わたしはほとんど確信したように扉を開けて、
「来てくれたんだね」
そうして、他に誰もいない図書室に一人佇む彼女に笑いかけた。
「水本さん―――」
目にいっぱい涙をためた彼女は、
「ごめんなさい………」
掻き消えそうな声でそれだけ言うと、わーっと一目もはばからずに泣き崩れる。
「いいんだよ、もう。大丈夫だから」
わたしはそう言って、しゃくりあげる彼女の背中を撫でた。
「わた…わたし…、み、水本さ…が彼に、告白したの…わた、わたしも、こくは…して…」
「うん…そうだったんだね…」
佐藤さんに勉強を教えてもらった次の日、
朝いつも教室で勉強してるはずの三上くんと昇降口で出会ったのは、佐藤さんに告白されてたからなんだ。
「わた…し…水本さ…に、嘘を…」
「いいんだ、もう。呪いの黒猫は見つかったから」
わたしがそう言ったとたん、目を丸くする佐藤さんに笑ってしまった。


