お大事にしてください

「先生?」
いつもなら必ずいる保健医が、今日に限って見当たらなかった。
「おかしいな。いつもなら、ドアを開けたらすぐにいるのに・・・。ま、いっか。そのうち戻って来るだろうから、勝手にベッド借りちゃおう。」
ベッドに倒れ込み、一瞬で眠りについた。