猛勉強 猛勉強 猛勉強 猛勉強 猛勉強 猛勉強 猛勉強 猛勉強 猛勉強 猛勉強


頑張った結果。



サクラサク!



高校入学より、何より嬉しかった!!


「入学式の日に、制服見せてねぇ」

って、言われて。

「うん、もちろん!」

って、返事した。

ここの制服が気に入って受験しただけの学校だった。

白のブレザーに、ブルーに紺色チェックのリボンまたは、ネクタイで、それにお揃いのプリーツスカートだった。

早く入学式終わんないかなぁ。って、入学式中思って、やっと自分のクラスに戻ろうと、体育館から出ようとしたら。



いたの!


学校の先生だって、聞いてはいたけどさぁ。


紺色のスーツ、ビシッと決めちゃってさ。


思わず、立ち止まっちゃったよ。


しかも、知らんぷりだよ!!!


言えって!!!


声かけろって!!


黙って、突っ立って、あたしを見てた。

放課後、あたしを呼び出すアナウンスが、校内に響いて、あたしは、恭平がいる、理科室まで行った。

恭平は、スーツを脱いでいて、白衣を的っていた。

「よく見せて」

あたしは、教室のドアをゆっくり閉めると、恭平に振り向いて、ゆっくり歩いて行った。

「なんで、言って、くれなかったの?」

「言ったら、お前受かんなかったろ?」

そう言って、恭平は、あたしの手を引き寄せた。

あたしは、抵抗しないで、恭平の胸に身を寄せた。

あたしの鼓動が、早く鳴った。

「似合ってるよ」

「え?」

あたしは、恭平の顔を見た。

恭平の瞳と目が合った。


恭平と、あたしのファーストキスだった。


その日から、はれて付き合うことになったあたし達に、その日から、秘密の恋愛が始まった。



そして、これ以上、秘密がないはずだったあたし達の恋愛は、あたしが、2年に進級し、運命の巡り合わせか、恭平が、担任になった時に、これ以上の秘密が、あたし達にふりかかったのである。