とにかくママが大好きだった

だから自然と決まった将来の夢


美容師になること


実際に覚悟を決めたのは高校3年生の春


でも、幼い頃から、もう自分は美容師になるものだと思って生きてきた


保育園の卒園文集に書かれた私の夢は

おとなしいこにはアメをあげるびようしになりたい


確かにママは子供には飴をあげていた…


高3の春、東京の専門学校に進学することに決めた


親戚も近所のおばちゃんもみんな喜んで応援してくれた


らんかちゃんがあの店次いでくれるでいいわぁ~
おばあちゃんも喜んでるずらにぃ
東京なんて行かなきゃいけんだ?
こっちでやったってパーマ屋さんになんてなれるずらぁ?
ほいでも2年もすれば帰ってくるらぁ?
そしたらお母さんと一緒にやれるでいいわぁ
みんな待ってるで頑張りなよぉ


いっぱい応援してもらった