今日は突然2人とも休んでしまって仕事量があると思いますが」


「え、いや…大丈夫ですよ、これくらい」


「そうですか。
ですがよかったら少々休まれませんか?

休憩時間もすっかり過ぎてしまっていますよ」


赤城さんがそんなこと言うから腕時計を見た。

確かにもう2時になろうとしている。


「う、わー。時間ぜんぜんわからなかったです。
ありがとうございます」


「はい、いってらっしゃい」