僕の「ネコ専務」の作風からして、
僕はこういう暗くて残虐な作品好まない
と思うでしょ?

ところがどっこい、「ネウロ」は一時期、
その当時のジャンプで僕が一番続きを
楽しみにしていたマンガなのです。
(書くのは嫌だけどね)

といっても、僕は「残虐な作品」が好き
なわけじゃない。

「ネウロ」の作者・松井優征(まつい・
ゆうせい)氏は、僕より年下だけど、
その知識や世界認識はもしかして僕より
上かも・・?

僕も「雑学」には自信があるので、
けっこういろんなこと知ってるつもり
なんだけど、この作者のようにそれを
ひとつの物語にうまく結実させることが
できるかどうか・・

「ネコ専務」はまあ結実させているけど、
「長編」じゃないしなあ。「ネウロ」の
ように政治・経済・社会・軍事その他の
知識や総合的な世界認識を、自信をもっ
て長い物語にする自信はない。

自分がけっこう雑学をもってるだけに、
「この作者すげえなあ」という気になる
ようです。

ところでこの作者、ネットで見たけど
けっこう「イケメン」ですね、意外。

しかもその画像で見ると、けっこうソフ
トそうな好青年に見えるのですが、それ
が何でああいう話描くかな~?

あなたの過去に何があったんですか?
何か聞くの怖い(笑)

小説では、「美少女なのに(しかも
ええとこの嬢ちゃんなのに)ダークな
話を書く」

という意味では、「蛇にピアス」で
芥川賞とった「金原ひとみ」という
作家がいるな。何かいま連想して
しまった。