間違いから始まった恋

「で、何で二階堂が出てくるのよ」


「私間違ってメールしたみたいで…」


「うん」


「そのメールが二階堂のとこに行ってたの!」


「え~マジで!」


「うん」


「でも、ちゃんと名前書いたんでしょ?」


「うん…そしたら、同じ名前だったの!」


「え~ほんとに!」

「うん、同じ“隆”だったの…」