こうして
あたしは普通の
高校生活を取り戻した
「…にしても犯人は誰だろうね……」
いつもの喫茶店。
向かいに座ってるのは
もちろん紗耶香。
紗耶香はあの日
イジメられていた
あたしを助けてくれた
大切な親友だ。
「でもね楓ちゃんが…」
「う~ん……やっぱそこだよね…」
あたしと翔平が
結婚している事を
バラした犯人が
絶対に紗耶香ではないと
断定したあたしは
紗耶香とともに
喫茶店で緊急会議を
開いている。
「怪しいのは…やっぱ
楓ちゃん?」
「う~ん…だよね-」
楓ちゃんは確か
popのモデルに
なったんだっけ……
「大体popの読モになったって事自体ウソっぽくない?」
「……でも」
「だってpopって…」
「中田ルナ…」
「えっ?」
「中田ルナはpopの専属モデルだ……」
「でもさ、そんな事をわざわざ楓に言う?」
確かに楓ちゃんに
言ったところで
なにもない。
「…もしも中田ルナが
翔平を好きだったとしたら…………」
そしたらすべて
つじつまが合う。

