『次はコースを選択してね♪』 「え―…… コース??」 プリクラ機の声にあたしは驚いた。 だっておかいしよ。 普通だったらこのままフレームの選択をするはずなのに…… 「ねぇ淳ちゃん? このプリクラ機おかしくない??」 「そんなんしらねぇし? 俺プリクラなんて普段撮らねぇから」 「あぁ……そっか。 そうだよね!?」 あたしはとりあえず画面を除き込んだ。 「赤コース、青コース…黄コース??」 変なプリクラだな…… そう思いながらもアタシは適当に青コースを選択した。 『青コースに決定!!』