「はぁはぁはぁ・・・。ここまで来れば、

 大丈夫かな?」

私はあの後走って学校の端の裏階段の

所まで来た。ここは普段誰もいない

まぁだけど教室から相当距離あるんだよね。

「ん・・・・」

えっ?誰かいるの?

「あぁ~~よく寝た」

「えっ誰?」

その顔は私が知っている顔だった

「あぁ?誰だ・・・!」

その男は科白を全部言う前に私の顔を見て

驚いた。

その相手は・・・

「華姫・・・?」

藤堂來・・・

まぁそうだよね。白虎がいたって事は

総長のこいつも・・・ってそれより

「?あなた誰?・・・」

ここはしらばっくれるしかない。

ライ「何言ってんだよ~お前華姫だろ?
  だってその顔・・・」

まぁ私(華姫)を知っている人がコレを見たら

絶対分かるよね。。。カラコンはしてるけど

眼鏡してないし・・・

「はい?いや私は高宮光ですが・・・」

つい、嘘の名前を言った

ライ「は?人違いか?・・・それにしても
  よく似てる・・・」

「では、私はもう行きます」

ライ「ちょっと待って!」

そんな藤堂の声を無視して私は走った