ぴんぽ~ん♪ 着いた家のインターホンを押す。 だけどいつまでたっても返事がない。 (ここであってるよね…。) 不安に思いながらももう一度地図を見直す。 (あってる。) どうすればいいか分からないから 玄関の隅で待つことにした。 ここの家の人とは親戚でもなんでもない。 まるっきり無関係の人だ。 よくそんな人が私を引き取るのを了承してくれたと思う。