その後も、あたし達はお買物したり、ゲーセンでプリを撮って、最後は一緒に夜景の綺麗なレストランでご飯を食べた。



前にあんなことがあったなんて思えないほど、今あたしは幸せで



幸せってこんな近くにあるものなんだなって思った。




ちょっとゲンキンかな?




「何笑ってるんだ?」


「ん〜?内緒♪」



帰りの車の中、澄人が助手席のあたしに聞いてきた。



「変な奴。」


「変じゃないもん(笑)」





そんなことを話ながら、車はあたしのマンションに着いた。



「ありがとう。あがってく?」


「いや、今日は帰るよ。また今度な!」


「うん!」



澄人はニコッと笑ってキスをくれた。


触れてすぐに離れたけど、澄人はずっとあたしを見つめたまま動かない。



「澄人・・・?」


「・・・・・・いや、何でもない。」


「そう、それじゃぁね。オヤスミ。」


「あぁ、オヤスミ。」



何かすっきりしないけど、澄人は帰っていった。