「あたしの携帯には、ほら。澄人の名前が入ったベルト♪」


「男よけだな!」



笑いながら澄人は言った。



でもその通りかも。



「じゃぁ、澄人には女よけってことになるね。」


「俺は歌乃にしかこんなに甘くないから、女は寄ってこないの!」


「え、そうなの?」



知らなかった。



でも絶対に澄人を好きな人会社には何人かはいると思うけどなぁ・・・




「でも、歌乃ちゃんは俺以外にも無防備だろうから心配だなぁ。」



歌乃ちゃんて。。。。



「あたしだってこんなに甘えるの澄人だけだもん。」


「だもんて・・・・可愛すぎでしょ。」



顔を赤くして、被ってる帽子を深く被り直した澄人。



「澄人もカッコいいよ!」


「おいっ///////」



あ、もっと真っ赤になった。



「もう、それ以上言ったら俺にだって考えあるんだからな!」