初対面の上に超不審者と言うおまけが付いている
この状況でなおかつこのシロネコ、クロネコの不思議な力に気が付いてしまった・・・
なにやら身の危機を感じる
やばいと思っても私の腕をシロネコがしっかりと掴んでいるかぎり逃げる事は難しいだろう。
仮にこの手を振り払えたとしても凶暴な防衛線が隣で待ち構えているのだから・・・やっぱり逃げるのは難しい
てゆうか私には不可能の様な気がした。
シロネコがあんな力を持っているのだからきっとクロネコもなにか不思議な力を持っているに違いない。
その力がどんなものかわからない今下手に抵抗するともしかすると殺されてしまうかも知れない。
ここは・・・大人しくこの人たちの言う事をきいて逃げるチャンスをうかがうかな
でも、なんか嫌な感じがする
この扉をくぐってはいけないような
そんな気がした。
けどそのときは気がするだけだと思い軽く流してしまった。
「一緒に兎を追いかけよう」
言ってシロネコは私の腕を引き扉へと導いた
一歩、また一歩と私は扉へと近づいた
過剰に胸が高鳴り冷や汗が頬をつたう
まるで底なしの迷宮に迷い込むような感覚に陥った
ここに入ったら私・・・どうなっちゃうんだろう?
「・・・ス・・・っ・・・アリス!!」
その声で私は現実へと引き戻された
掌はぐっしょりと汗を握っていた
気が付けば私の腕をきつく握っていたシロネコの手は離れていた。
あんなにもしっかりと握っていたのに腕には跡1つ付いていない
シロネコとクロネコは私を後ろに庇うようにして前へ立つ
一体何が起こったと言うのだろう?
どうやら私とシロネコとクロネコの他に誰かこの中庭に来たみたいだ。
こんな夜中に私達以外の人?
一瞬誰だろうと考えてしまったが当てはまる人物は一人しかいない
「ヒカル!?」
問うように発したその言葉にシロネコ達の向こう側にいる人影は縦に首を振った。
やっぱりヒカルだ!
私は嬉しくてすぐにヒカルに駆け寄ろうとした
だけど、行く手をシロネコとクロネコが阻んだ。
この状況でなおかつこのシロネコ、クロネコの不思議な力に気が付いてしまった・・・
なにやら身の危機を感じる
やばいと思っても私の腕をシロネコがしっかりと掴んでいるかぎり逃げる事は難しいだろう。
仮にこの手を振り払えたとしても凶暴な防衛線が隣で待ち構えているのだから・・・やっぱり逃げるのは難しい
てゆうか私には不可能の様な気がした。
シロネコがあんな力を持っているのだからきっとクロネコもなにか不思議な力を持っているに違いない。
その力がどんなものかわからない今下手に抵抗するともしかすると殺されてしまうかも知れない。
ここは・・・大人しくこの人たちの言う事をきいて逃げるチャンスをうかがうかな
でも、なんか嫌な感じがする
この扉をくぐってはいけないような
そんな気がした。
けどそのときは気がするだけだと思い軽く流してしまった。
「一緒に兎を追いかけよう」
言ってシロネコは私の腕を引き扉へと導いた
一歩、また一歩と私は扉へと近づいた
過剰に胸が高鳴り冷や汗が頬をつたう
まるで底なしの迷宮に迷い込むような感覚に陥った
ここに入ったら私・・・どうなっちゃうんだろう?
「・・・ス・・・っ・・・アリス!!」
その声で私は現実へと引き戻された
掌はぐっしょりと汗を握っていた
気が付けば私の腕をきつく握っていたシロネコの手は離れていた。
あんなにもしっかりと握っていたのに腕には跡1つ付いていない
シロネコとクロネコは私を後ろに庇うようにして前へ立つ
一体何が起こったと言うのだろう?
どうやら私とシロネコとクロネコの他に誰かこの中庭に来たみたいだ。
こんな夜中に私達以外の人?
一瞬誰だろうと考えてしまったが当てはまる人物は一人しかいない
「ヒカル!?」
問うように発したその言葉にシロネコ達の向こう側にいる人影は縦に首を振った。
やっぱりヒカルだ!
私は嬉しくてすぐにヒカルに駆け寄ろうとした
だけど、行く手をシロネコとクロネコが阻んだ。
