前にある階段を誰かが降りてくる音がする
「ヒカル?」
呼んでみても返事はない
ヒカルなら返事を返してくるはずだし・・・
でももしかしたら私を驚かそうとしているのかもしれない
もしそうなら許せない
確認しに行こう!
内心ヒカルがそんなことするはずないと思いながらも疑いは解けず私は音の聞こえる階段の方へと向かう
そして階段の前に立ち音のなる方を見てみる
「・・・あれ?」
そこには小さなトランプが一枚
ぽつんと落ちているだけだった。
「なんでこんな所に・・・」
階段を三段上りしゃがんでそのトランプを拾ってみる。
そのトランプは“ハート”の“A”
誰かが落としていったのかな?
私はトランプの表面を人差し指でそっと撫でてみる
クスクス
突然小さな声で笑う声が聞こえた
ビックリして私はトランプを落としてしまった
すると今度は『ギャっ』と小さく叫ぶ声が聞こえる
なに
ヒカル?
辺りを見回しても人の気配など何処にもない
あれ?と私は首をかしげた
『アリスぅ、ここだよぉ~』
声が聞こえる方向へ私は目を落とした
すると先ほど落としたトランプに口が付いておりその口がぱくぱく動き言葉を発している。
一瞬考えた
えーと・・・トランプって喋るものだっけ?
けど考える私が馬鹿だって事にすぐ気づく
トランプが喋るハズ無い!!
「きゃあーーー!!」
気が付いた瞬間私は全力疾走で走り出した
なんでトランプがしゃべってるのよ
ありえない!
てゆうかありえない所の話ではない
あってはならない
わたしってばあんな得体の知れないもの触っちゃった
走りながら手をごしごしとこする
こんな事したからって触った事実に変わりは無いのだけど、精神的には楽になる・・・様な気がする
あくまで気がするだけ、なんだけど
暫く走り続けてたけど息を整えるためいったん立ち止まる
念のため後ろを確認
もしかしたらまた変なのがいるかもしれないと思ったけど
幸い後ろには何もいなかった
ふうと胸を撫で下ろす。
それにしても
なんだったんだろう、あの変な生き物は
もしかすると新種の生き物だったりして
世紀の大発見!とか・・・?
「ヒカル?」
呼んでみても返事はない
ヒカルなら返事を返してくるはずだし・・・
でももしかしたら私を驚かそうとしているのかもしれない
もしそうなら許せない
確認しに行こう!
内心ヒカルがそんなことするはずないと思いながらも疑いは解けず私は音の聞こえる階段の方へと向かう
そして階段の前に立ち音のなる方を見てみる
「・・・あれ?」
そこには小さなトランプが一枚
ぽつんと落ちているだけだった。
「なんでこんな所に・・・」
階段を三段上りしゃがんでそのトランプを拾ってみる。
そのトランプは“ハート”の“A”
誰かが落としていったのかな?
私はトランプの表面を人差し指でそっと撫でてみる
クスクス
突然小さな声で笑う声が聞こえた
ビックリして私はトランプを落としてしまった
すると今度は『ギャっ』と小さく叫ぶ声が聞こえる
なに
ヒカル?
辺りを見回しても人の気配など何処にもない
あれ?と私は首をかしげた
『アリスぅ、ここだよぉ~』
声が聞こえる方向へ私は目を落とした
すると先ほど落としたトランプに口が付いておりその口がぱくぱく動き言葉を発している。
一瞬考えた
えーと・・・トランプって喋るものだっけ?
けど考える私が馬鹿だって事にすぐ気づく
トランプが喋るハズ無い!!
「きゃあーーー!!」
気が付いた瞬間私は全力疾走で走り出した
なんでトランプがしゃべってるのよ
ありえない!
てゆうかありえない所の話ではない
あってはならない
わたしってばあんな得体の知れないもの触っちゃった
走りながら手をごしごしとこする
こんな事したからって触った事実に変わりは無いのだけど、精神的には楽になる・・・様な気がする
あくまで気がするだけ、なんだけど
暫く走り続けてたけど息を整えるためいったん立ち止まる
念のため後ろを確認
もしかしたらまた変なのがいるかもしれないと思ったけど
幸い後ろには何もいなかった
ふうと胸を撫で下ろす。
それにしても
なんだったんだろう、あの変な生き物は
もしかすると新種の生き物だったりして
世紀の大発見!とか・・・?
