労働の価値 その3

--- 0-0 ---

商売人の「富」と同じことが、
金貸しの「富」についても言える。

商売の「富」では、
流れに投げ入れられるおかねと、
そこから引き上げられる「増えた」おかねは、
取り引きでつながっている。

つまり、
買って売ることで、
つながっている。

金貸しの「富」では、
「おかね→商品→おかね’」という変身は、
「おかね→おかね’」というように、
あいだの「つなぎ」がなくなっている。

このとき、
「少ないほうの」おかねを与えて、
「多いほうの」おかねを手にする、
というようになっている。

だから、
自分より多いものと交換されるという、
「少ないほうの」おかねは、
「やっていることが」変である。

ただの商品の流れでは、
こうしたことにならないはずだ。