労働の価値 その3

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「ふたりが商品を交換するときは、
同じ価値どうしで交換する、
わけではない。

それどころか、
逆である。

ふたりとも、
少しの価値を、
相手にあげて、
たくさんの価値を、
相手からもらう。

ほんとうに、
同じ価値どうしで、
交換するなら…

…ふたりとも、
ぜんぜん、
得をしないはずだ。

だが、
ふたりは得をするし、
得をしていないといけないのだ。

だって、
そうだろう。

物に価値があるかどうか、
は、
わたしたちが、
その物を、
ほしいかどうか、
だ。

比べたら、
かならず、
ふたりの、
どっちかのほうが、
ずっと、
ほしがっているはずだ。