「パパ!お帰りなさいっ 2日続けて早く帰ってこられるなんて珍しいね〜」 「まぁな。で、お前足どうした?」 …………!?………… なっ、なんでわかるの!? パパのそんな一言を耳にして、ママも心配そうに寄って来た。 「確かに…なんか引きずってるよね…」 「だ、大丈夫だよ!ちょっと転んじゃっただけだから」 そう言ってなんとか話題を変えて、その日は捻挫のことをばれずにすんだ。 ─そして1日後の月曜日の朝─ やっぱり足の痛みは引けずに私は学校へ登校した。