男装ホスト*蘭*




 鏡を見ると自分の顔を疑った。


 まだ少し顔が赤いが目をキリっとさせれば男の子に見える。



「うわぁ……」



 なんだかホストをやって行けそうな自信がつく。


「よしッ!!!」



 蘭子は立ち上がると母がいるオーナー室へ向かった。



 歩き方も男の人みたいに歩いてみる。


 そしてかっこよく、背筋を伸ばし堂々とあるいてみる。



 (なんだ。……結構様になってるじゃん)



 1人笑いながらオーナー室の扉に手をかけた。