「「蜜柑~、相談があるっ」」



そう言ってあたしの部屋に押しかけてきた幼馴染の利輝。



どうせまた今回もくだらない相談なのかと思っていた。


「何さっ。」


ちょっとぶっきらぼうに言うあたし。


「「お願いっっ!!情報プリーズっっ!!!」」



「はい?」


イキナリ何言ってんの?



「「実はさ・・・俺ー・・・。」」


まわりくどい言い方をする利輝。



あたしはなんかイライラしてー・・・


「えぇ~い!!はよ言えバカチーン!!!!!」


ドーーーーンッッ!!!


「「痛っってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」


あ・・・またクセで・・・