サクラのおかげ??で俺と真紀は付き合うことになった。

真紀のことが好きだった男達からも昼休みの事件で認められ、ケンカを売られることもなくなった。

まさに不幸中の幸いだった。

だけど先生達には

「この色男!!お幸せに」

「ホントに面白いものを見させて貰ったわ!彼女を大切にするのよ」

など廊下でからかわれまくっている。

つうか先生なんだから生徒の不純異性交遊を応援してないで注意しろよ。

どうもこの学校の先生は全体的に緩い気がする。

まぁ生徒からしたら緩いに越したことはないんだけどな。

今は授業が終わり、俺は中庭のベンチで真紀と少し話をしていた。

部活まで時間があるし、昼休みは喋る時間がなかったしな。

それに真紀が喜んでくれるし。

「何か昼休みは凄い大事になったよね」

「だよな!まぁ何はともあれ心配事もなくなりやっと部活に集中が出来るよ。」

大会まで時間が無いんだし、これからは集中しないと行けねぇな。