「じゃあ春貴くんって呼ぶね!!」

「おう!これからよろしくな真紀」

こうして俺と真紀は晴れて〔友達〕になった。

「それじゃあ俺これから部活あるから行くわ」

「はい!私もこれから部活です。春貴くんも頑張ってね」

真紀は嬉しそうに笑いながら学校内にある部室に向って行った。

真紀って笑顔がスゲェ可愛いな!!背も俺の頭一つ分ぐらい低いから新しい妹が出来た気分だ。

ある意味本人には言えないけど。

好きな相手に妹みたいとか言われたら、俺が同じ立場でも凹む。

…自惚れすぎか。

何はともあれ問題が解決して少し肩の荷がおりた気分だな。

今日も部活頑張るか!!



…ここまでは良かったんだ。

本当の問題はこれからだと知らなかったから。