Leave a prove

真紀ちゃんは頭を触られた時ビクッと震えた…けど撫でれてると気付いて勢い良く顔を上げた。

「しっ神崎さん!?」

「嫌だった??」

「いっ…いえ!全然嫌じゃないです!!」

取りあえず涙は止まったみたいだな。

何か回りが少し騒がしくなったな…結構ギャラリーがいっぱい居るみたいだ。

「神崎さん…今は付き合ってとは言いません…友達から初めて貰えませんか??」

「友達から!?全然いいよ、てかそんなことで緊張してたのか??」

「…違うよ…最初は告白しようと思っていたけど…断られて嫌われるのが嫌だから」

真紀ちゃんが俯いてしまった。

「…あぁ変なこた聞いてごめん!!俺デリカシーないな」

俺はダメだな…言ってから後悔しまくりだ。

「でも神崎さん優しいですよね」

真紀ちゃんは可愛い笑顔を浮かべながら俺に言った。

首を傾ける仕草が凄く可愛くて似合っている。

「そうかな??てか友達になったんだからさんは変だな、春貴でいいよ」