だが直輝と拳は聞く耳を持っていなかったらしく、さっさと立上がり出口に向っていた。
俺はそのまま座っていたが、直輝に「早く来ないと真紀ちゃんに春貴が好きだって言ってたって言っちまうぞ」と言われ渋々行くことにした。
隣りのクラスに着いた俺たちは真紀ちゃんを発見した。
確かに可愛い子だ、友達らしい女子とニコニコしながら話している。
俺の嫌いなハデ系の女子じゃなく、清純というか明らかに大人しい感じ…てか確かに見たことはあるな。
「あの子が真紀ちゃんだよ!春貴も見たことあんだろ!?」
「うん、でも名前は知らなかったわ」
「春貴は改めて見てどうよ、付き合えそうか??」
拳が俺に肩を組みながら聞いて来た。
「付き合えるかかぁ…話してみないと解んねぇ」
「じゃあ俺が呼んで来ようかぁ♪??」
「そんなことしたら俺が好きみたいな感じになっちまうだろうが!!」
直輝の発言に思わず大きな声を出してしまい、教室から奇異な視線が降ってきた。
…直輝のせいで目立っちまったじゃねぇか。
俺はそのまま座っていたが、直輝に「早く来ないと真紀ちゃんに春貴が好きだって言ってたって言っちまうぞ」と言われ渋々行くことにした。
隣りのクラスに着いた俺たちは真紀ちゃんを発見した。
確かに可愛い子だ、友達らしい女子とニコニコしながら話している。
俺の嫌いなハデ系の女子じゃなく、清純というか明らかに大人しい感じ…てか確かに見たことはあるな。
「あの子が真紀ちゃんだよ!春貴も見たことあんだろ!?」
「うん、でも名前は知らなかったわ」
「春貴は改めて見てどうよ、付き合えそうか??」
拳が俺に肩を組みながら聞いて来た。
「付き合えるかかぁ…話してみないと解んねぇ」
「じゃあ俺が呼んで来ようかぁ♪??」
「そんなことしたら俺が好きみたいな感じになっちまうだろうが!!」
直輝の発言に思わず大きな声を出してしまい、教室から奇異な視線が降ってきた。
…直輝のせいで目立っちまったじゃねぇか。



