「俺じゃダメ? 結の辛そうな顔、見てられないよ…。 俺達…仲間じゃん? そんなに信用出来ないか?」 仁の手の力がちょっと強くなる…。 『皆を信用してない訳じゃない…。 ちょっと、考えさせてくれ…。』 あたしは、ゆっくりと仁の手をほどき自分の部屋に戻った。 それから、10分後位に仁が隣の部屋に戻っていった。