僕は…あたし!




〜康side〜


結と修は、どっから見ても両想いだった。


俺の入る隙もなかった…。

結といる時間は、俺の方が長かったのに。


悔しくて…

無理矢理、邪魔してやりたい気持ちにかられた。


俺にとって結は、特別…。

これ以上、悲しませたくない。

笑っていてほしい。

幸せになってほしい。

でも、その幸せは俺とがいい。


振り向いて欲しい。


そう心の中で格闘していた。


醜くなる心。

歪んでいく想い。


好きすぎた。