僕は…あたし!



その後…

結は、勢いよく走り公園を出ていった。


何を話していたんだ?


全く、聞こえなかったから分からない。


でも、何となく察しがついた。


俺は、康の所まで近づいて尋ねた。


「康…

お前、結に告白したのか?」


すると、康はさらっと答えた。


「あぁ、したよ。」


俺は、息をゆっくり吐き次の言葉を探した。


少しの沈黙が流れた後…


康が口を開いた。