『わぁ! 仁、きてたんだ〜。 今日、仁も帰るんだね〜! …そー言えば、修は?』 あたしの言葉に仁は、しゅんとした顔をして首を横に振った。 「落ち込んでるっぽい…。 何も話してくれないんだ。 多分、成績の事じゃないと思うけど…。」 どうしたんだろう。 やっぱり、心配だよ…。 あたしは、康と仁にクリスマスプレゼントを渡し、部屋を出た。 隣の修の部屋へと…。 修の個室部屋に入ると… そこには、ぼーっとしながらベッドにもたれ座っていた修がいた。