僕は…あたし!






「本当、平気か?」



あたしは、ゆっくり修の方へ歩いていった。


修は、心配そうな顔をしている…。


『へーきへーき!』



そんな事を言ってる、そばからあたしは、石に躓いた…。



“倒れる!”と思ったら…


修が受け止めてくれた。




「ぷっ。

全然、平気じゃねーじゃん。
足出せ、絆創膏はってやるから。」




修は、笑いながら絆創膏をはってくれた。




修ってスーパーマンだなぁ。



本当にあたしが、困ってる時に助けてくれる…。



不器用だけど…


誰よりも優しい…。