僕は…あたし!






『…だったら…

ピリピリした空気出すんじゃねー!!

ちゃんと親父さんに会って思ってる事、全部ぶつけろよ?!


親父さんや家庭の事から逃げてる康、超かっこわりーよ!』




…言ってしまった…。。


キレてしまった…。


どーしましょ?!



あたしがオロオロしているうちに康は、寮から出ていってしまった…。




隣の異変に気付いた修と仁が部屋まで駆けつけてくれた。



「結?

どーしたの?
凄い、怒鳴り声がしたけど…。」



仁がびっくりしながら、聞いてきた。



『あぁ…。

僕、康にキレちゃって…
出ていっちゃった…。』



あたしは、その場に座り込んでしまった…。