僕は…あたし!






あたしは、ルンルンで部屋に戻ってきた。



部屋には、康と修と仁が楽しそうに話していた。



『ただいま〜!』



「おい、結。
お前、どこ行ってたんだよ?」


出たー!!
俺様、康ー!


『うーんと、足長おじさんのトコ?』



「…そう。」



あれ?


誰も突っ込んでこない。



呆れたのかな?



『じゃーん!
ケータイGETした〜!』



あたしは、皆に見せびらかしてみた。



「ピンク…可愛いね…?」



そう言うと、仁は苦笑いした。


ピンク…?


男がピンクのケータイ持ってんのってキモい?!



「まぁ、足長おじさんから貰ったんだろ?

大切にしろよ!」



修もニタニタしながら言ってきた。