僕は…あたし!






「おかえりなさい。

お土産は、買えましたか?」


パパは、話ながら車をゆっくり進める。



『はい!
いっぱいあって、迷っちゃいました。』



「そうですか。

良かったですね〜!」



『「はい。楽しかったです!」』



あたし達は、他愛もない話をして盛り上がった。



窓から見る外の景色は、まだ日が明るくオレンジがかった海がキラキラしている。



何か、海と追いかけっこしているみたいに寄り添い続いている…。





そんな事を思っていると、もう別荘に到着していた。