僕は…あたし!






『へ〜。

あの二人が…?
…意外ですね。
あ、でも…!
最初、寮の部屋同じでしたよ?』




あたしは、紅茶を持ちながら言う。



「うーん…あれは、会長が勝手に決めちゃったから仕方なくって感じだったんだよ。


二人が仲良くなったのって、結ちゃんのお陰かもね?」


にぽっと集さんは笑った。


『いや〜、僕は何もしてないですよ。』





………。


ふと、思った。



もしかしたら…

集さんは、康の家庭の事知ってるのかな?