店内は、フランスの家具で統一していた。
オレンジ色のライトが暖かい感じがして、木のテーブルを照らしている。
とても、素敵で落ち着く。
店員さんは、柔らかく笑って…
「いらっしゃいませ!」
と挨拶した。
あたし達は、ケーキセットを注文して話をする。
「最近さ〜康と修、柔らかくなったよね〜!
仁は、頼もしくなってきたかな〜。」
『え?
そうなんですか?
全然、気付きませんでした〜。』
あたしは、いつも通りだと思うんだけどな〜。
「僕ね、3人とは中等部の時からの付き合いなんだけどね〜びっくりする位変わったよ〜!
康と修は、ツンツンしててね〜仲悪かったんだよ。
喧嘩になると仁が、仲裁に入るんだけど返り討ちにあってた〜。」
集さんが言い終わると…
店員さんが注文していたケーキとドリンクを持ってきてくれた。

