あたしは、少し落ち着いてきてた。 ふと、仕事机の上を見た。 そこには、パパとママとお兄ちゃんとあたしの家族写真が飾られていた。 あたしは、嬉しくてぼんやり眺めていた。 「結? 今の学校は、辞めてくれないか?」 パパは、真剣な顔であたしを見る。 『今は、嫌! お兄ちゃんといたいし。』 「蛍斗とは、これからいくらでもあえるだろ? 女の子の結が男子校で寮暮らしなんて、私は心配なんだよ…。 新しい学校ならちゃんと用意する!」