寮を出ると大きな車が止まっていて、男の人が出てきた。 「おはようございます〜。」 「「柴田さん! お久し振りです。 今日は、宜しくお願いします。」」 修と仁は、男の人に挨拶した。 二人は、何回か会ってるんだね。 柴田さん?は、爽やかで優しそうな人。 「君が香月くん? 俺、柴田 淳(しばた じゅん)です。 宜しくお願いしますね。」 そう言うと、柔らかく笑った。