『!?』

目を開けると、そこには坊主頭の男の子。

私を軽く抱えてて、焦った顔色をしている。

「大丈夫……ですかッ?」

あ…。

この人私を助けてくれたんだ…。

私馬鹿だから、意識なくなってたんだ…。

『う…、あ。ありがとうございます…っ。す…いませんっ』

私はスッと彼から離れた。