「ぇえええつ!!!!い、伊藤君?? あ、もしもし??」 『遅い!…明日10時に駅って誰が考えたんだよ…』 「えっと…愛美が」 『…ハァ~』 電話の向こうでデッカいため息が聞こえた。 「嫌ならいいよ?用事とかあるだろうし…」