私が働いているリップサービスの事務所はあるアパートの一室


働いているのは全員高校生

リップサービスとは高校生の風俗の様なもので
すべてネットでやりとりは行われている。


女の子が条件と顔写真をだして
それをみた客が気に入った子とデートをする


もちろんただのデートだけではなく
求められればセックスもする


高校生と言うのが売りで客もそう少なくはない


「あやめーお疲れー♪」

声をかけてきたのは同じ高校に通う城崎唯
いつもテンションが高く元気な彼女は
これといって美人なわけではないが
もちまえの明るさでだれにでも溶け込めるようなそんな性格


「お疲れ様」
唯の横で声をかけてきたのは赤羽綾
一言でゆうと美人
スタイル抜群でそれでいて性格も完璧
同じ学校ではないが唯とは同中で唯を通じて仲良くなった
姉さん適存在


私は唯と綾の座っているソファーに腰をおろした

「あのね〜こないだみた雑誌にちょー美味しそうなタルトが載ってたの〜今度一緒に食べに行こうよ!!ねっ?あや〜」
テンションの高い唯に

「あたし甘いもの苦手だもん」

そう言う綾にひるむことなく

「え〜絶対美味しいんだから!!もぉ〜!!あっ…あやめはいくよね?」

唯は目を輝かせながら私に問いかけた

「そうだね。唯がそこまで言うなら行くかな」


「そぅこなくっちゃ〜あやめ大好き〜」
そぅいって唯は私の腕に抱きついた