プライベート・スカイ

『こちら今回摘発された研究所の親会社である'青山'本社ビル前です。
こちらにも家宅捜索が入ったと言うことで───』

そこで透依はリモコンからテレビの電源を切った。

「どういうことか、説明してくれないか?これはどういう事?なんでウチの会社にまで警察が入ってんの?」


…どうして…

私達の秘密にしてた事が少しずつはがれ落ちていく。

いきなりSweetPainを作っていた場所がバレるなんてあり得ない。

もしかして、すでに警察にはそこまで目をつけられてた…?

…ううん、どこで作ってるかなんて、佳依と私とアズマ…あと穂貴くらいしか知らないはずだわ。

でも穂貴は話せない。

私はまだ捕まってないし、多分アズマだってまだ──




「佳依…貴方が警察にタレこんだの?」


佳依は口元を緩ませた。

「レイナが自首しないからさ」

「ちょっと待ってよ!透依とちゃんと話ししようって言ったじゃない!!なんでこうなるの?」

「例え透依と、どんな風に話そうと現実は変わらないんだしさ
結局はこうなるんだよ。
それに警察にタレ込んだんだって、お前と会う前だったんだよ」

「私に…ウソついたの?」