「もう止めようよ!私達は犯罪者なんだよ!こんな事何にも意味ない!
こんな事に価値なんかない!
佳依のしてる事はただのワガママだよ!これは子供の遊びじゃないのよ!?
ちゃんと償って、人生リセットしようよ!」
私の言葉が気に食わなかったのか、佳依は私の胸ぐらを掴むと
思いきり私を殴った。
「キレイ事ばっか言ってんじゃねーよ!お前何様?!
俺を説教するほどお前は偉いの?
俺に『罪を償え』と言えるほど、お前は素晴らしい人間なわけ?」
「違うわ、でも──」
「お前が俺の何を知ってるって言うんだ!何にも知らないくせに偉そうに…」
「…」
確かに、私…本当の佳依を知らない。
子供のような残忍な一面があるのは知ってる。
身体の骨格や、どんな風に女を抱くのかは知っていても
何を考え、どんな風に感じ、どんな風に悲しんだりするのかなんて知らない。
でも
こんなのダメだって事だけは私にも分かってる。
「…お前なんかさっさと死ねばよかったんだ」
「佳依」
「もうどうでもいい!ホントお前は使えねーよ!お前の事なんか全然、一つも好きじゃなかったよ!
透依だってそうさ!お前なんか身体だけの女だよ!」
こんな事に価値なんかない!
佳依のしてる事はただのワガママだよ!これは子供の遊びじゃないのよ!?
ちゃんと償って、人生リセットしようよ!」
私の言葉が気に食わなかったのか、佳依は私の胸ぐらを掴むと
思いきり私を殴った。
「キレイ事ばっか言ってんじゃねーよ!お前何様?!
俺を説教するほどお前は偉いの?
俺に『罪を償え』と言えるほど、お前は素晴らしい人間なわけ?」
「違うわ、でも──」
「お前が俺の何を知ってるって言うんだ!何にも知らないくせに偉そうに…」
「…」
確かに、私…本当の佳依を知らない。
子供のような残忍な一面があるのは知ってる。
身体の骨格や、どんな風に女を抱くのかは知っていても
何を考え、どんな風に感じ、どんな風に悲しんだりするのかなんて知らない。
でも
こんなのダメだって事だけは私にも分かってる。
「…お前なんかさっさと死ねばよかったんだ」
「佳依」
「もうどうでもいい!ホントお前は使えねーよ!お前の事なんか全然、一つも好きじゃなかったよ!
透依だってそうさ!お前なんか身体だけの女だよ!」


